糖尿病

糖尿病とは 

糖尿病とは、血液中のブドウ糖の濃度が高い状態が続く病気で、インスリンが分泌されにくくなる(インスリン分泌障害)、もしくはインスリンは分泌されるが効きにくくなる(インスリン抵抗性)などのインスリン作用不足によって細胞に糖が正常に取り込めなくなり、慢性の高血糖となる疾患です。
放っておくと、さまざまな臓器に合併症が起こる危険性があります。

糖尿病は、大きく「1型」と「2型」の2種類に分けられます。

当院での糖尿病治療

日本糖尿病学会専門医による診療・治療

糖尿病の専門である菅沼留理子医師が金曜日と土曜日の午前にひとりひとりに合った診療・治療をおこないます。
何でも相談できる、とても面倒見のよい先生です。

人工透析も当院で

当院では、人工透析が必要な患者さんにも安心して通院していただける環境を整えております。

分類

1型糖尿病

インスリンを適切に補充することで血糖値をコントロールしていけば、発症前と同様の生活を送ることができます。

インスリンを産生する膵臓の細胞(膵β細胞)が、徐々に壊れていき、インスリンが分泌されなくなってしまう疾患です。
原因は、はっきりとはわかっていませんが、免疫系の異常により、自らの細胞が攻撃される「自己免疫」によるものと考えられています。
1型糖尿病では、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌が極度に低下するか、ほとんど分泌されなくなるため、血糖値が上昇してしまいます。

1型糖尿病は、糖尿病全体の約5%程度と言われています。

 

2型糖尿病

糖尿病は現在のところ、完治させることはできませんが、"食事療法・運動療法・薬物治療"を用いて病気にアプローチします。

それぞれの生活習慣が強く影響すると言われています。2型糖尿病は日本人に最も多いタイプの糖尿病です。

遺伝的要因や加齢のほか、ストレス、肥満、運動不足、暴飲暴食なども要因のひとつとされています。
糖尿病そのものを完治することはできませんが、血糖値を可能な限り正常に保ち、同時に適切な運動療法や食事療法、あるいは薬物療法を用いて健康を維持していくことは可能です。

2型糖尿病は、糖尿病全体の約95%程度と言われています。

受診をお勧めする主な症状

主な症状など

ひどく喉が渇く、太りが目立ってきた、尿の臭いが気になる、尿の回数・量ともに多い、残尿感がある、手足が痺れる、足がむくむ、視力の低下、健診等で「血糖値の異常」で引っかかったなど。

糖尿病の三大合併症

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症とは、その名の通り、糖尿病に合併して起こる病気で、緑内障に次ぐ日本人の失明原因疾患です。
網膜の血管は非常に細いため、糖尿病によって血糖値が多い状態が続くと動脈硬化が加速し、やがて酸素や栄養が十分に行きわたらなくなり網膜が傷ついてしまいます。

糖尿病性腎症

血液を濾過して尿をつくる腎臓の糸球体(しきゅうたい)という部分の毛細血管が傷害を受けて機能が損なわれ、だんだんと尿がつくれなくなってきます。人工透析になる原因の第1位が、この糖尿病性腎症と言われています。

糖尿病性神経障害

主に足や手の末梢神経が障害されます。具体的な症状としては、火傷や怪我などの痛みに気付かないなどがあげられます。
自律神経障害も生じ、起立性低血圧、消化器症状(下痢、便秘)、発汗異常、神経因性膀胱(排尿障害)、勃起障害(ED)なども起こります。

 

糖尿病のその他合併症

その他の合併症

動脈硬化による虚血性心疾患・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症、糖尿病性足病変(潰瘍、壊疽)、易感染性、昏睡、白内障、骨粗鬆症、認知症、歯周病など